【2024年最新】ユーザーに見られる土台を創り上げる!MEO最新動向
こんにちは!
Sharing Kyotoのディレクターの大井です。
私たちはサービスデザインの一環として、インバウンドマーケティングを行っているのですが、そのうちの有効な施策の1つとしてMEO対策があげられます。
MEO対策のなかでも、Googleビジネスプロフィール(以下GBP)の運用が最も重要とされており、効果性のある施策です。今回の記事では、Googleビジネスプロフィールの基本的な初期登録はしたけれど、その後の活用方法や運用の仕方がわからない、、という方に向けて、GBPの最新動向についてお伝えしたいと思います!
そもそもMEOとは?
MEO(Map Engine Optimization:マップエンジン最適化)とは、Googleマップなどの地図検索結果で露出を増やし、上位表示させる施策です。最近では、ユーザーがマップから直接来店や問い合わせを行うことが増えており、MEOは顧客獲得に大きく貢献しています。皆さんも、旅行先で飲食店や観光地を探す際に、地図アプリで検索することが多いのではないでしょうか?
ここからは、GBPの実際の活用方法をいくつかご紹介したいと思います!
最新情報は定期的に投稿する!
GBPには投稿機能が存在し、最新情報やイベント情報を投稿することができます。
Google検索とGoogleマップでは、以下の赤枠の部分に表示されます。
投稿機能には、「最新情報」「イベント」「特典」の3つの種類があります。それぞれで投稿される場所や見え方に大きな違いはありませんが、スケジュールが掲載できるかどうか、クーポンコードを設定するのかなどで使い分けることが可能です。
投稿の更新頻度は、週1〜2回が理想的です。Googleはユーザーファーストを重視しており、顧客にとって高い価値のある情報を提供するアカウントを評価する傾向にあります。そのため、定期的な最新情報の更新によってGoogelからの評価を高めることで、MEO対策に良い影響を与える可能性が高くなります。
コメント付きのクチコミに返信を行う!
コメント付のクチコミに対して返信を行うことも有効な対策としてあげられます。
Googleが公式にクチコミの管理と返信の重要性について言及しており、返信を行うこと自体がGoogleからの評価を高め、MEO対策につながります。
さらに効果性を高めるためには、返信文面の中身が重要です。ただお礼の返信を行うのではなく、店舗や施設のウリなどのキーワードを文章に入れて返信することで、そのキーワードでの検索が上位表示されやすくなります。例えば、「家族で訪れましたが、子供が大喜びでした」というクチコミが投稿されるとします。そして、「ご家族でのご来館ありがとうございます。お子様に大変満足いただけたようで、スタッフ一同光栄です。」という返信を行った場合、「地域名 子供」「地域名 家族」などの検索キーワードに関連して上位表示される可能性が高まります。
そして、コメント付きのクチコミ自体を増やしていくこと自体も有効です。具体的な感想を書いているクチコミは、推したいキーワードを入れてもらえることが多いため、クチコミ返信と同じように検索の上位表示に影響を与える可能性が高いです。また、以下のトピックと呼ばれる欄では、クチコミの多いキーワードを確認することができます。来訪者が何に満足しているのかが可視化され、クチコミを閲覧した人がこの施設でどんな体験ができるのかを理解してもらいやすくなります。
正しい情報を届けたい人に向けて発信する
一見当たり前のように聞こえますが、GBPで「正しい情報を届けたい人に向けて発信する」ことを実現できているアカウントは多くはありません。
上記を実現することに対していくつかハードルがあるのですが、最も起こりえることとしては、アカウントのオーナーの意志とは反して、間違った情報が掲載される可能性があるということです。要因としては大きく2つあって、1つはGoogleマップのユーザーであれば誰でも情報修正が可能であるため、勝手に書き換えられてしまうこと。もう1つは、Googleのアルゴリズムによって、非公式のイベント情報やチケット情報が勝手に反映されてしまうことです。Googleマップのユーザーによって書き換えられた情報は、オーナー自ら修正することが可能なので、こまめなチェックで対策することができます。しかし、Googleのアルゴリズムによって変更された情報に関しては、現状オーナー権限で削除することができないため、Googleに直接問い合わせて対応する必要があります。
また、インバウンド向けに情報発信を行いたい方は、多言語化について注意する必要があります。GBPには自動翻訳される箇所とされない箇所があり、「住所」「営業時間」「最新情報」「クチコミ」「サービス情報」は自動翻訳されますが、「店名」「ビジネス情報」は自動翻訳の対象外です。
「店名」に関しては、以下の手順で多言語化を行うことができます。
1.Googleマップから自分の店舗や施設を検索
2.ハンバーガーメニューから設定したい言語を選択
3.自社の情報メニューから「情報の修正を提案」を選択
4.設定したい言語のビジネス名を入力
(手順の詳細に関しては、こちらの記事で詳しく説明されていました。)
「ビジネス情報」に関しては、多言語対応を行う方法が現状存在しません。そのため、弊社では以下のように、英語+日本語の表記を行うことをオススメしています。弊社の場合は、外国人のお客様向けにコンシェルジュサービスを実施しているので、英語のビジネス情報が先に掲載されるようにしています。
以上、Googleビジネスプロフィールの最新動向のご紹介でした!
Sharing Kyotoでは、今回ご紹介したGBPの運用も行っておりますが、インバウンドマーケティングや集客プロモーションなども行っております。お悩みをお持ちの方はご気軽にお問い合わせいただけたらと思います!
音楽と散歩と水色が好きです。