京都の隠れた宝物 定番スポットとほんの数歩の知られざる名所を巡る秋の体験
こんにちは、Sharing KyotoのEliseです。
京都にも寒さがやってきましたが、皆さん元気に過ごされていますか?寒さが遅れてやってきたおかげで、今年は紅葉をより長く楽しむことができましたね。
毎年、紅葉の季節が来ると、私は特別な瞬間を迎えます。それは、過ぎた一年へのご褒美のような、心を整える時間です。しかし、現代の観光ブームの中で、その静かな喜びをどのように楽しむべきか、という問題も浮かび上がります。
私が提案したいのは、京都の壮大な名所を訪れると同時に、足を延ばせばすぐに見つかる隠れた名所を巡ることです。紅葉の美しさを圧倒的に感じるだけでなく、自然と心を通わせ、秋の清々しい空気を深く吸い込むことができるのです。
京都には、こうした隠れた名所が無数に存在し、どこにでも美しい紅葉を楽しめるスポットが隠れています。私は今年もこのような「知る人ぞ知る」場所を訪れ、精一杯楽しめました!
今回の記事では、特に有名でありながらも多くの人で賑わう嵐山を取り上げ、私が提案するような、観光名所と隠れた宝物を組み合わせたような旅の楽しみ方をご紹介したいと思います。実は、こうしたルートこそ、現在、コンシェルジュサービスを通じてお客様にぜひ体験していただきたいと考えているものです。壮大な景観と静かな場所を交互に巡ることで、より深く、より充実した京都の秋を味わうことができるのです。
嵐山の主要な観光地である渡月橋エリア、天龍寺、常寂光寺、二尊院などの紅葉の名所に加えて、嵐山駅からわずか2駅の阪急上桂駅では、徒歩約12分ほどで、秋が訪れると美しい色に染まる苔と竹の庭園を持つ歴史ある寺院が点在する、非常に静かな地域にたどり着きます。
今回は、特に黄檗宗に属する浄住寺をご紹介したいと思います。
このお寺の美しい参道、特に青紅葉のトンネルは、私が5月に訪れた際にとても印象に残り、12月初旬に秋の紅葉と地面に敷き詰められた紅葉の絨毯を楽しみに再訪することを決めました。
まさにそのタイミングは完璧で、実際に素晴らしい景色が広がっていました。さらに、紅葉の色合いが美しいトンネルで迎えられ、静かな雰囲気と、訪問の各段階で行き届いた配慮が私をとても感動させました。
実際、外国からの訪問者も日本人と同様に、最大限に訪問を楽しみ、お寺の静寂な雰囲気を堪能しながら、その豊かな歴史や多くの魅力に触れることができるよう、様々な工夫が施されていました。
英語のパンフレットや、重要な仏像や作品の前には英語での説明があり、英語でのおすすめ写真スポットも案内されています。また、進むべき道やマナーについてもすべて英語で案内がされていました。
さらに、ボランティアガイドが浄住寺の歴史や見どころを説明していただき、庭園の前にある臨時カフェではお茶と美味しい甘いものを楽しむことができ、お寺を代表する季節限定の御朱印もいただけます。また、庭園の素晴らしい景色を反射させる写真用のテーブルも設置されており、訪れる人々にとって特別な体験が提供されています。
さらに、830年に創建されたこの寺院は豊かな歴史を持ち、大きな文化的遺産を誇ります。訪れることで、鑑賞するべき多様な作品があり、充実した楽しい体験ができます。そのため、訪問はどの季節でもおすすめです。
私は、浄住寺がその独特な雰囲気を誰もが楽しめるように、またその魅力を存分に感じてもらえるように尽力していることを強く感じました。
浄住寺では、より深く静かな時間を過ごしたい方のために、座禅体験やプライベートツアーも提供しています。Sharing Kyotoでは、外国からのお客様にこの体験を紹介し、予約や手配を行っています。ぜひ一度ご覧になってみてください!↓↓
https://experience.sharing-kyoto.com/tour/zen-jojuji/
〜おまけ!~
浄住寺の近くには、訪れる価値のある場所がいくつかあります。
最初にご紹介したいのは、徒歩8分の距離にある「西芳寺」です。4000円の拝観料と予約制のシステムにより、訪れる人数が制限されており、その結果として、驚くべき美しさを静かに楽しむことができます。
次に、「地蔵院」があります。浄住寺からわずか2分の距離で、この竹と苔の寺院は、晩秋や木漏れ日が感じられる静かな雰囲気にぴったりです。