外国人から見たの京都の魅力的なポイント5選
みなさん、こんにちは!フランス出身のエリズと申します。
私は、若い頃から日本とその美しい文化に深い興味を抱いており、
京都にすっかり惚れ込んでしまいました。
Sharing Kyotoの観光サポートスタッフとして、外国人に京都の多種多様な魅力、
特に観光雑誌に載らないような、地元の人しか体験できないようなものをご紹介し、
海外での認知度を上げることで、日本と海外の架け橋になることが目標です。
この記事では、京都に住むことになった外国人の視点から、
京都がリピーターを生む魅力あふれる街であると思う点をいくつか挙げてみたいと思います。
理由①:四季折々の豊かさを感じられる
京都では季節の移り変わりの楽しさを味わうことができます。
神社・仏閣で行われるお祭りやイベント、長い間受け継がれてきた年中行事、
旬の食材をつかった美しい料理など、あらゆる場面で季節を感じられます。
循環しながらも刹那的な四季折々の豊かさを感じられるように工夫されているため、
「一期一会」という概念を想起させるものであり、それ自体が旅人の目的になりうるものだと思います。
京都では毎日特別な事が行われているので、いつも適切な時間に適切な場所にいるような気がします。
理由②:特別な体験ができ、地元の人のように過ごせる
多くの海外の方が希望することとして、
「自分だけの特別な体験をしてみたい」というものがあります。
偶然に見つけた趣がある場所、一般的に名所と言われるような場所を
独り占めできるような体験をしたことで、またとない瞬間を
生きているような感動を味わえると知っているからです。
例えば、私個人の体験を紹介すると、つい先日、
有名な紅葉スポットを訪れた後、住宅街を歩き続け、
紅葉の美しい小さなお寺を発見しました。
そこには私の他に一人しかいなかったため、この場所でゆっくりと過ごすことができ、
その場にいる相手と静寂の中で話をすることができました。
この住人の方からその場所の歴史について情報をいただき、
とても温かな気持ちになりました。
結局、その体験はとても美しいけれども
自分だけの特別な体験ができない前の観光地よりも、心に残りました。
最近の調査によると、ホームステイや農家での共同生活など、
ユニークな体験を求めるリピーターが増えているそうです。
伝統文化や美しい景色をただ観察するのみならず、
身をもって体験し、実感したい気持ちが強いみたいです。
理由③:人との出会いを通して、おもてなしの心と優しさに触れられる
京都は街がコンパクトにまとまっていて、探索するのが楽しい街です。
歩いたり、自転車に乗ったりしながら、街角に魅力的なスポットや、
思わず写真を撮りたくなるような素朴で素敵な風景を偶然に発見することができます。
それ故に、短い滞在でも鴨川沿いをジョギングしたり、
居酒屋で地元の人と語り合ったりと、暮らしながら旅する感覚を味わうことができます。
地元の人々との出会いは、旅人にとって最も印象的な思い出の一つとなります。
言葉の壁があるにもかかわらず、思いやりのあるコミュニケーションに触れる機会が多く、
旅行者がそのホスピタリティの高さに感心しているという話をよく聞きます。
旅行者にとっては、心から助けたいという気持ちと、
旅行者やその国への純粋な関心を持ってもらえることが特に嬉しいようです。
理由④:多種多様な風景とアクティビティに溢れている
自然豊かな環境や都市景観の多様性も他にはない京都の魅力だと思っています。
森、海、山、レトロな街並み、近代的な市街地、活気ある市場...。
どんな方でも好きだ!と思える景色が必ずあるはずです。
午前中に買い物に出かけ、午後に数時間のハイキングに没頭することも可能です。
街にあふれる様々なアクティビティや発見は多種多様で、あらゆる人を楽しませます。
理由⑤:大切に守られてきた歴史や伝統文化の奥深さに触れ、自分の世界が広がっていく
京都では、五感をフルに使って旅をすることができます。
京都への旅は何度訪れていたとしても、懐かしくも違う旅になります。
京都の人々が大切に守ってきた文化に浸り、時には驚き、
しかし常に歓迎されることで、旅人は多くの新しい経験をし、京都や日本文化、
そしてしばしば自分自身について学ぶことができるようになります。
京都では自分らしく過ごすことができ、多くの旅人にとっても居場所になります。
京都に来るたびに日本の長い間続いてきた豊かな歴史、文化や社会について
もっと深く理解したい!新しい側面や魅力を発見したい!と思うようになるでしょう。
いかがだったでしょうか?京都は多種多様な魅力がある街なので、 これからも日々知識を深め、新しい魅力を発見し、 Sharing Kyotoを通じて外国人観光客に紹介していきたいと思っています!