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2024.05.24

ラーメンYouTuberを目指そうとしたら、一本目から炎上した話

ラーメンYouTuberを目指そうとしたら、一本目から炎上した話

こんにちは!株式会社Sharing Kyotoの山崎です。
昨今、YouTubeやTikTok、Instagarmなど、個人が制作する動画コンテンツが非常に賑わいを見せていますね。かくいう私も、Sharing KyotoのYouTuberとして、ドーンと一発当てようと思ったことがありました。(遠い目)

Sharing Kyotoでは、少し前までインバウンドメディアを運営していて、その時は、私もラーメンカテゴリー担当として記事を執筆していました。そこそこ反響もあったので、自然な流れで「YouTubeもやってみたら?」という話になったんです。

そしたらなんということでしょう、投稿した一本目の動画で見事に炎上(?)してしまったので、今日はその話をしようと思います。「どんだけ才能ないねん!」とか「どんだけリテラシーないねん!」と思ったそこのあなた。突っ込みたくなる気持ちはわかります!でも、落ち着いて少しだけ私の話を聞いてください。

さて、一本目の動画を制作するにあたって、まず必要なのは、企画と取材先店舗の選定です。懇意にさせていただいているラーメン屋さんに、ダメもとでYouTube動画の出演依頼をお願いした結果、お忙しい中快諾していただけました。結果、制作からリリースまでスムーズに実現しました。

一方で、今回ご協力いただいたラーメン屋さんも、日頃から個人のYouTouberには悩まされていたそうです。(そりゃ満員のお店のカウンター席で、許可も取らずに機材とカメラ構えて、ブツブツ独り言を呟きながら撮影されたら困りますよね)。そのため、「許可なく動画撮影は禁止」という旨の発言を、私の動画が公開された一か月後くらいに、SNS上で投稿されたのですが、その内容がバズり、メディアの脚光を浴びることになりました。

その後です。事件が起きたのは。

私のYouTubeの再生数がなんかグングン伸びてきたな、と思いきや、ネット上の住民から誹謗中傷のコメントが…。何事か!?と思って動画のコメントを見ていると、私が取材依頼をせずに動画を撮影し、YouTubeに上げている迷惑行為をしている輩だと勘違いされたらしく、、、

「お前みたいなやつがいるからお店が困るんだ!」とか
「YouTuber辞めろよ!」だの
「この鼻詰まり野郎!向いてねぇYO」 etc…

祝!初炎上

誹謗中傷やらただの悪口やらよくわからんコメントで溢れてしまいました。ネットで炎上するのは初体験だったので、中々に魂が震える体験でした。というか、ちゃんと許可取って撮影しているので、冤罪もいいところです…。

というか
「鼻詰まりは関係ないやろうがい!」

「鼻づまりどころか、この出来事で俺の人生がどん詰まりになるわ!」ということで、ネットでの適当なイメージや、勝手判断の薄っぺらい正義感で、誹謗中傷することは絶対にやめましょう、という話ですよ。画面の向こうにいるのは、ごくごく普通の人間です。当時の私には反撃する気力もなく、身バレが怖かったので該当動画を削除し、私の儚いYouTube人生は終了しました。(多分、世の中こんなことたくさんあるんだろうな。。)

また、動画撮影を無秩序に行う人が増えて社会問題になっています。迷惑行為は論外ですが、普通に撮影するだけでも、お店の方に声掛けして許可を取るのは最低限のマナーだと思います。個人が何かの思想を発信しているときに意見が違うと感じる場合の批判や疑問の投げかけは理解できますが、誹謗中傷だけは「ダメ、絶対」です。

余談ですが、「俺って鼻詰まり声なのかな…」ということがやけに心に残ってしまい、後日鼻の通りを良くする「鼻中隔湾曲症矯正手術」というものを受けました。

鼻中隔湾曲症

結果、鼻の通りは良くなって、人生で一番ス―ス―鼻で息が出来るようになりました。一方で、鼻詰まり声は治りませんでした。そこで気づいたんです。どうやら鼻詰まり声じゃなくて、これが私の地声だったってことを。

以上、鼻詰まり野郎が、お送りしました!

Writer
山崎 弘隆
山崎 弘隆
Hirotaka Yamasaki
COO, Creative Director
ラーメンと剣道が趣味。総じて「メン」が好き。