遥か群衆を離れて：京都の青もみじ・新緑のおすすめスポット
こんにちは！株式会社Sharing Kyotoのエリズです。
最近、京都の名所はもちろん、街や交通機関、商店も混雑しているように見えますが、喧噪を離れた静かな空間で知られざる京都を発見し、京都らしいユニークな文化体験を楽しめる場所もたくさんあります。
京都を有名にする息を呑むような素晴らしい名所と外国人が抱く日本のイメージの旗手となっていることに加えて、美しくもほとんどの訪問者に知られていない場所で、その奥深い文化と自分自身を発見する、より親密な体験を無限にできると思います。
旅行者が、その人気ゆえに「静かに」「本格的に」楽しめなくなっていると勘違いしている京都を、オーバーツーリズムに対抗して楽しんでもらうために、京都の中心に近づけるような、定番ではないものも提案します。
青い紅葉と新緑を満喫し、「千の寺院の街」と呼ばれている京都の「禅」の雰囲気を感じることができた最近のお出かけや体験を紹介したいと思います。
泉涌寺別院である「雲龍院」＋本格的な赤色の写経体験・
素敵な庭園を眺めながら抹茶と和菓子を頂く*
（*個人的な絶対幸福の定義）
おすすめ：時間に余裕があり、それを有効に活用してリラックスし、エネルギーを充電したい方へ
ストレスを解消し、リラックスして心を癒せ、新たなスタートを切るために、お寺で写経をするのは、私が最も恩恵を感じる活動のひとつです。
雲龍院は、一番正式かつ完全な形で写経をしたお寺です。このお寺の豊かな歴史は写経と密接に結びついており、実際に写経道場になりました。重要文化財に指定されている本堂「龍華殿」で体験し、私が行った時には仏教の儀式が行われており、独特の厳粛な雰囲気が漂っていました。
写経を始める前に、詳しい案内や丁字・塗香・酒水で心身の清めを頂きます。
終わったら、綺麗な庭園の前で抹茶と和菓子を味わい、それぞれの窓からは変化に富んだ景色をお楽しみいただけます。
徒歩数分のところにある皇室ゆかりの泉涌寺も青紅葉の時期にはぜひ訪れてください。
嵐山の天龍寺の塔頭「宝厳院」＋ 福田美術館で日本美術を堪能する
おすすめ：雨の日に、美術が好きな方へ
宝厳院は春と秋に特別公開があり、紅葉の時期はとても賑わっていますが、私が訪れた5月には閑散としていました。
特に雨の日には、季節ごとに手入れされた庭園の小径を散策したり、彫像や田村能里子の美しい襖絵を鑑賞したりするのが、審美好きな人にはとても良い時間が過ごせます。
徒歩3分のところにある福田美術館では、常に美しい展示が行われ、館内自体を探索するのが楽しいので、美術愛好家に満足していただけます。英語での説明やカフェから嵐山の景色も魅力的なポイントです。
▲私が訪れた時は、上村松園の作品を含む美人画の展覧会が開催されていました。お土産屋を物色しました！
京都府立植物園 + ものづくりフリーマーケット
おすすめ：地元の人々とおしゃべりしたり、同じように半日を過ごし、ゆっくりと散歩したりしたい旅行者へ
とても手入れが行き届いていて、花や植物の種類も多く、敷地も広いので、ゴールデンウィークに行ったときでも混雑を感じさせない場所でした。
桜や紅葉の良いスポットでもありますが、京都を代表する名所が数多くあることに比べると、その認知度は必ずしも高くありません。
フリーマーケットのようなイベントもあったり、地元の人々と触れ合う機会があったり、友人とピクニックを楽しんだり、午後遅く鴨川沿いを都心に戻るのは京都の自然の中、素敵な一日を過ごせます。
同じ組み合わせで青紅葉×ローカルを楽しみたい方に、北野天満宮のもみじ苑×天神さんもおすすめです
浄住寺 ＋ 住職によるお寺のプライベートツアーと座禅体験
おすすめ：完全にプライベートな体験を楽しみたい方、自分だけの寺院で心をリラックスさせたい方へ
Sharing Kyotoでは、1200年以上の歴史を持つ寺院で、心豊かな癒しの時間を提供するツアーをご用意しています。
https://experience.sharing-kyoto.com/tour/zen-jojuji/
普段は一般公開されていないこの寺院では、参加者は座禅、精進料理、住職の案内によるお寺のプライベートツアーなどを体験し、仏教全般に関する質問だけでなく、仏教徒としての日常生活や修行についての質問にも答えて頂けます。
京都文化の中心人物と直接触れ合い、実際体験することで、外国人観光客は日本文化を真に理解し、より深い理解とともに美しい思い出を持ち帰ることができると信じています。
八瀬・洛北エリアで紅葉の季節に大変混んでいて予約が難しいスポットをゆっくり楽しむ （修学院、瑠璃光院、詩仙堂等々）
▲修学院
こちらのエリアが非常に好きで、名所もあり、知る人ぞ知る最高の紅葉スポットもたくさんあります。
青紅葉のシーズンもそうですが、その時期にはほとんど人がいないです。
特に、修学院と瑠璃光院は秋に取ることがかなり難しい予約システムがあり、青紅葉の際には瑠璃光院は予約なし、修学院は予約しなくても当日申し込みができる可能性が高いです。
5月の晴れた日に、爽やかな空気と自然豊かなこのエリアをウォーキングツアーするのがおすすめです。
いかがでしたか。気になった場所や体験はありましたか？
これらのすべては、私自身が経験したことで、訪れる価値があると断言できます！
しかも、どれも名所に近く、簡単に組み合わせることができます。
オーバーツーリズムの問題は非常に現実的なものとなっており、最近の富士山、姫路城や祇園の路地での対策に関するニュースは、迅速な対策を講じる必要性を示しています。
お客様に魅力的な場所や本物の体験をご紹介したいコンシェルジュとして、また京都在住者として、観光客の数を制限することより、観光客を色々な素敵なところに分散させようとしている京都市の努力をできるだけ支持したいです。
