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2024.03.29

インバウンド集客の効果的なプロモーション手法-タイミング編-

こんにちは。
マーケティング支援ディレクターの大井です。
この春、京都には多くの外国人観光客が訪れ、桜の美しい景色を堪能しました。
そのような中、京都の企業や広報担当者の皆様も、欧米豪向けインバウンド集客に取り組んでいらっしゃることと思います。

そこで今回は、欧米豪を中心にインバウンド集客広告のタイミングについてお伝えします。
桜シーズンが注目されがちですが、実はそれ以外にも魅力的なタイミングがあります。
京都の魅力を最大限に活用し、訪日外国人の集客につなげましょう!

主要国のホリデーシーズン

ホリデーシーズンのほとんどは、学校のセメスター(学期)に影響されることが多く、社会人もこれに合わせて休暇を取る傾向にあります。
セメスター概念に関しては、日本で一般的な3学期制と同じなのがイギリスです。
アメリカ・オーストラリアやドイツでは2つのセメスターに分けられる学校が多いようです。

それでは順番に具体的な休みの時期を、国別に紹介していきます。期間はあくまで一例なので、地域や学校により異なります。

春休み

北米や欧州の一部の国では、春季の3月から4月にかけて長期休暇があります。
今年の春に、日本各地で家族連れの観光客が多く見られたのはこのためですね。

夏休み

北米や欧州の多くの国で、夏季の6月から8月にかけて長期休暇があります。
この期間中は、家族旅行や海外旅行が多く、観光地が混雑します。

秋休み

日本では聞き慣れませんが、欧州では秋学期の前もしくは中間に休暇があります。
アメリカでは特融の文化でもある感謝祭として祝日があり、11月の第4木曜の前後1日が休みになり合計で3日間の休みになります。
最終日は、最近日本でもよく聞く「ブラックフライデー」として、小売店のセールやイベントで街が賑わいます。

冬休み

北米や欧州の多くの国で、冬季の12月から1月にかけて長期休暇があります。
この期間中は、スキーリゾートやクリスマスマーケットなどの冬のイベントが人気があり、観光地が混雑します。

効果的な広告掲載のタイミング

主要国の休暇タイミングわかったところで、あとは広告を投下・配信するタイミングが重要です。

Sharing Kyotoのツアー参加者からのアンケートや、予約代行サービスの統計によると、多くの旅行者が訪日予定日の2~3カ月前にレストラン予約をしている傾向が見られました。
また、そのうち半数の方が既にホテルなどの宿泊施設の予約をしています。
このことから情報収集段階を含めると、旅行計画は訪日予定日の3~6カ月前から始まっていることが考えられます。

以上、一般的な世界のホリデーシーズンと、Sharing Kyotoのユーザー動向のまとめでした。
具体的な広告のタイミングは、業種・業態により異なるため、インバウンド集客にお困りのご担当者さまは、まずはご連絡ください。
京都でのインバウンド情報に詳しいアドバイザーがご提案します。