レポート
vol.8
2023.03.31

激変するインバウンド市場、2023年1月の京都宿泊者数第1位はやはりあの国!?

みなさん、こんにちは!マーケ支援ディレクターの河野です。
日に日に春の陽気を感じるようになり、桜の開花も例年より早まるかもしれません。
外国人旅行者にとっても日本の桜は特別で、春は年間で一番外国人観光客が訪れるシーズンです。
今回は弊社が毎月更新している様々なデータをもとに、インバウンドを取り巻く現状と今後の予測についてお話させていただきます。

2022年2月~2023年1月 訪日外客推移(2019年同月比)

多くの国で堅調な回復が続き、一部の国ではコロナ前を超える人々が日本を楽しんでいます‼

こちらは日本全体の訪日外客推移(コロナ前比較=2019年同月比)です。
2019年同月を100%としたときの回復状況は全体で6割弱、中国除けば8割弱まで回復してきました。
国・エリア別でみると、シンガポールは2019年比を超えており、香港もほぼ同じ水準まで回復。訪日者数の多い韓国、台湾は7割前後、ヨーロッパ・オセアニア方面も6割~7割ほどと堅調に回復しています。(中国は4%にとどまっています。)
アメリカやカナダはまもなく9割に届こうかというほど回復しています。

出典:JNTO「訪日外客統計(2022年12月報道発表資料)」より

京都の状況(2023.1)

2023年1月の京都宿泊者数第1位は台湾‼

次に京都のお話として、直近の2023年1月の宿泊状況に関する情報をお伝えします。
延べ宿泊者数はもともとアジア圏の比率が多くなることで、下がる傾向にあり、前月から低下しているものの、2019年比では、延べ外国人宿泊者数も12月と1月は同水準で回復しています。
実宿泊者数ランキングも12月に比べて、アジア圏の宿泊者が上位になるという結果になっています。

出典:「京都市観光協会データ月報(2023年1月)」より

京都市主要ホテルにおける客室稼働率の推移

桜シーズンに合わせて客室稼働率は右肩上がり‼

こちらはホテル客室稼働率の推移を示した図です。
1月末時点の今後の客室稼働率の予測値は、2月59.9%、3月82.8%、4月95.1%となりました。この数字はコロナ禍前の2019年に匹敵する高稼働率です。
また桜の開花や欧米系の観光客の旅行需要が高まるイースター休暇の影響で、約20日間に渡って繁忙期が続くことが期待されており、休前日以外の平日の稼働率も高くなる見込みです。
中国への水際対策が不完全のままであり、ロシアのウクライナ侵攻も終わりが見えない中、引き続き中国・欧州を除く国々からの旅行者が京都インバウンドの中心になることが予想されます。
中国は水際対策の完全撤廃、欧州は航空便数の回復・運賃の適正化が実行され次第、大きな回復が見込まれます。

出典:「京都市観光協会データ月報(2023年1月)」より

いかがだったでしょうか?

Googleによる訪日旅行に関する潜在需要はコロナ禍前の2019年同月を大幅に上回り、インバウンド需要は高水準で推移しています。
しかしながら、本格的な回復は中国からの訪日者数が大きく影響しており、かつ国際線の旅客便数も急激にではなく徐々に回復していくため、2023年度の訪日者数ははコロナ前(2019年)の60~70%程度であると分析しています。
弊社では毎月このような分析・予測を活用して、インバウンドに対する効果的なマーケティング支援サービスにつなげています。インバウンドに関するお悩み・ご相談がございましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。

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