清水焼の郷まつりで陶器ハンティング ~そして陶器沼に~
こんにちは、デザイナーの安井です。
先月の連休、10/18~20で開催されていた清水焼の郷まつりに行ってきました。
清水焼の郷まつりは、清水焼の産地である山科の清水焼団地一帯で開催される京都最大級の陶器市です。
私自身、陶器や食器にそこまでこだわりがあるわけではありませんでした。
以前働いていた飲食店が、すべて一点ものの陶器をこだわって選んで使っているお店で、初めて食器を意識して見てみるようになったぐらいです。
そこから食器への興味が始まって、どうしても料理や外食が好きだと素敵な陶器に出会うため、ここ数年じわじわと興味を持っていましたが、こだわり始めると奥が深いイメージでなかなか足を踏み入れずにいました。
京都のとある飲食店で出会ったお猪口。写真左のものの色合いと垂れ感が気に入り頭から離れず、ネットで検索しておそらく京都の大日窯さんという窯元のものであると特定。
引っ越しのために食器が必要だったこと、ちょうど清水焼の郷まつりが開催されていて、大日窯さんも出店されていたので足を運んでみることにしました。
今回は、そんな清水焼の郷まつりでの収穫を紹介します。
初陶器市、楽しすぎた。
清水焼の郷まつりはマルシェ形式で窯元や作家さんが出店されます。
長年京都に住んでいながら、天神さんや蚤の市のような骨董品店や陶器屋さんが出店しているようなお祭りに行ったことが無かった私は、そのお店の数とお客さんが陶器を選ぶカチャカチャという音に、着いた瞬間からワクワクが止まりませんでした!
114件も出店されていたそう。
テンションが上がって、さっそく花器を二つ買ってしまいました、食器を買いに来たのに…。
左からTOKINOHAさんの壁に取り付ける花器「TSUKU」、と山本たろうさんという方の小さな花瓶。かわいい…。
花瓶でごはんは食べられないので、気を取り直して食器も選びました。
マグはどちらも信楽からの出店だったそう。
左は水色が美しく眺めているだけでも満足な陶工房OKADAさんのもの。
右はm-craftさんのもの、色はオレンジが好みでしたが黒の垂れ具合も気に入り、一つに決められずペア購入しました。マグなんてなんぼあってもいいですからね。
瑞光窯さんの宇宙のように青く美しいターコイズのプレート。使うほどにヴィンテージのような風合いになるそう。
買ったところを失念してしまったプレート。使いやすい色味とサイズ感。
この器もどこのものか失念してしまいましたがお気に入り。団地にある窯元か問屋さんだったはず。
お値段がたしか50円だったのですが、見れば見るほど新しい柄や風合いが見えて使うほどに愛着が湧いて一番よく使っています。
初めての陶器市で陶器ハントは想像以上の収穫でした。
あんなにたくさんのお店や陶器がある中から自分の選んだものたちを並べると、共通点があるようなないような、でも自分の嗜好が如実にあらわれていておもしろいです。大切に使おうと思います。
もし欠けたり割ったりしてしまうようなことがあれば松田先生のところで金継ぎですね。
弊社の金継ぎ体験にご協力頂いている「松田漆工芸」さんで元スタッフが金継ぎを体験した記事
新生活を素敵な陶器で始めるので、適当な食器を買いにくくなったのが懸念点ですが…。
個性的な形や絵が付けられたものから、渋いもの、今っぽいもの、日常使いにもってこいのものまで魅力的な陶器ばかり並んでいて、買い物をしながら展示でも見に行ったかのような満足感でした。
実際に手に取って選ぶことや、好きな窯元や作家さんを見つけて集める楽しみもひとしおです。
せっかく飲食店の方とお仕事をさせてもらうことも多いデザイナーなので、お料理や見た目にまつわることにはこだわるべく、陶器の沼に足を踏み入れていこうと思います。
食器に見合うようお料理もがんばります…!

街をお散歩中のワンちゃんから目が離せません。